あおとの本棚

読んだ本の内容や感想をつづっていきます。 独断と偏見による評価は最大★5つ。

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「手紙」

手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)
(2006/10)
東野 圭吾

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弟の受験費用のために強盗殺人を働いてしまう兄・剛志。
獄中から弟に向けて手紙を書き続けるが、その手紙が弟の恋愛・就職など人生の光が
当たる瞬間を次々消し去っていってしまう。
そして、最後に決断をした弟が兄へ出した手紙とは…。兄の真意とは…。




あおと評価:★★★★

読了23冊目。

人生の様々な場面で、成功する瞬間を兄の犯した罪によって、
光を奪われていってしまう弟からの視点の物語。

しかも、兄の犯した罪というのが弟のため、というところが、とてもやるせないです。

自分のために罪を犯した兄のことを悪くは思えない一方で、次から次へと
自分の成功の瞬間をいわれの無い理由で奪われていく理不尽さ。

人間不信になりそうなほど、かわいそうな仕打ちを受ける弟。
読んでいて、とても辛くなりました。

特に弟から兄へ送りつける手紙のラストが辛辣。

でも、これを読んだら
「自分のためだけではなく、周りの人のためにも悪いことはしちゃいけないんだな」
と、すごく身にしみます。

実際に、犯罪に巻き込まれた人はこういう目に合っているんだろうなぁ。。。
と、とても悲しくなりました。

物語としても息のつけない展開になっているので、ぜひ読んでみてください。
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プロフィール

あおと

Author:あおと
本好きの29歳。
ミステリ、文学、エッセイ、ファンタジーが得意。たまには、ホラーやマンガ、
絵本も読んでみたり。

隙間があればすかさず本を読んでます。

今のところのお気に入りは、
「夏のレプリカ」森博嗣
「黒と茶の幻想」恩田陸
「木曜組曲」恩田陸
「カラフル」森絵都  などです。

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