あおとの本棚

読んだ本の内容や感想をつづっていきます。 独断と偏見による評価は最大★5つ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「蒲公英草紙 常野物語」

蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)
(2008/05/20)
恩田 陸

商品詳細を見る


青い田園が広がる東北の農村の旧家槇村家にあの一族が訪れた。
他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知する力……、不思議な能力を持つという常野一族。
槇村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。
今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。(全文、本書裏表紙から引用)



読了35冊目。

あおと評価:★★★

実はこのお話、常野(とこの)一族のシリーズ第2弾。
第1弾はここでは紹介してないのですが、「光の帝国」という小説が常野一族の第1弾です。
そちらでは、詳しく常野一族がどんな一族なのか、とかどんなことをして生きてきたのか、とかが
描かれています。

なので、読んだことのない人はまずそちらから読むことをおすすめします。

今回の「蒲公英草紙」は、主人公が常野一族ではないからです。
あくまで、お屋敷の娘・聡子様と世話役の峰子がメインで、常野一族はそこのお屋敷に
物語の途中から居候をし始め、少し物語りに関わってくる、といった感じだからです。

だからといって、全然関係ないかというとそうではなく、ちゃんと常野一族の不思議な能力なしには
語れない話になっています。

私はファンタジーが好きなので、常野一族の話も大好きなのですが、この「蒲公英草紙」は
上でも紹介したように、今回メインではないので、このお話は読んでいて、ちょっと大変でした。

この話しのテーマは、最初の引用文にもあったように「時代の流れに翻弄される人々」です。
なので、登場人物たちが、逆らいようのない時代の波にまきこまれていく様子が
詳しく書かれています。

私は、そういうテーマは正直ちょっと苦手かな…と思ったので、★は3つ。

純粋にファンタジーの一族の話を楽しみたければ、第1弾の方が10倍面白いので、
そちらをおすすめします。
スポンサーサイト

コメント

コメント投稿

管理人にだけ読んでもらう

HOME このページの一番上へ

プロフィール

あおと

Author:あおと
本好きの29歳。
ミステリ、文学、エッセイ、ファンタジーが得意。たまには、ホラーやマンガ、
絵本も読んでみたり。

隙間があればすかさず本を読んでます。

今のところのお気に入りは、
「夏のレプリカ」森博嗣
「黒と茶の幻想」恩田陸
「木曜組曲」恩田陸
「カラフル」森絵都  などです。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。