あおとの本棚

読んだ本の内容や感想をつづっていきます。 独断と偏見による評価は最大★5つ。

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「R.P.G」

R.P.G. (集英社文庫)R.P.G. (集英社文庫)
(2001/08)
宮部 みゆき

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出版社/著者からの内容紹介
住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー! (解説・清水義範)



あおと評価:★★★★

読了5冊目。

題名に惹かれて買った本。
これも以前にちょっとだけ読んでみたものの、途中で気分が乗らなくて
やめてしまったことがあります。

今回は、ノンストップで読みました。

現実世界の会話が主なのですが、時々ネット上の会話が出てきて謎に迫っていく
面白い構成になっています。

前回「理由」のレビューで

小説の話に戻りますが、「理由」のように”家族”をテーマにした小説はいくつかあるようです。
未読なので定かではないのですが、どうやら「模倣犯」や「R.P.G」もそのようですね。



と紹介したのですが、実際読んでみたらちょっと違ったので、訂正しておきます。

確かに「R.P.G」にも擬似家族は登場しますが、テーマは違っていました。
今回のテーマは、「自己中心的な現代人」ですね。

自分のためなら、正義という名の屁理屈を振り回して、他人を蹂躙しても良いのだ
という自己中心的な人間が多い。
そんな現代人の醜さ、もの悲しさを語った小説でした。

同じ「家族ごっこ」でこんなに違う題材を書けるとは、さすが宮部みゆき。
と唸らされた1冊でした。

最後のどんでん返しは、何となく予想できましたが、それでも鮮やかでした。
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プロフィール

あおと

Author:あおと
本好きの29歳。
ミステリ、文学、エッセイ、ファンタジーが得意。たまには、ホラーやマンガ、
絵本も読んでみたり。

隙間があればすかさず本を読んでます。

今のところのお気に入りは、
「夏のレプリカ」森博嗣
「黒と茶の幻想」恩田陸
「木曜組曲」恩田陸
「カラフル」森絵都  などです。

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